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新日本フィルハーモニー交響楽団・名曲シリーズ〈クラシックへの扉〉#78

 投稿者:一静庵  投稿日:2008年 7月13日(日)10時25分47秒
  急に猛暑となった土曜日の午後、NJP「クラシックへの扉」を聴いて参りました。
満席のすみだトリフォニーホール、オーケストラの方が揃い、コンサートマスターの豊嶋さんが入っていらっしゃると大きな拍手、前半は、モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番です。小菅さんのピアノは、かろみがあり、モーツァルトのおもしろさがちりばめられているようでした。オーケストラもぴったりとピアノにつけ、とても良い演奏でした。カデンツァは、どうも御自作のものらしかったです。小菅さんはこぼれんばかりの楽しさで弾かれました。
アンコールに応えてくださいました。細かいところまでくっきりとした感じの、心に沁み入るような曲でした。
後半の「イタリア」、第1楽章がはじまるや、その繊細な音楽に息をのみました。かつ躍動感があります。第2楽章は美しいし、なにか純粋なものを感じました。そして歌うこと、アルミンクさんが大きく揺れます。最後のコントラバスのピッティカートがとても美しかったです。第3楽章は流れるようですが、アクセントが印象的についている感じです。いろいろな楽器が歌っているのが聞こえ、非常に心地よいです。そしてホルン2つとファゴットの柔らかな響きが素晴らしく、そこへフルートが絶妙に入ります。第4楽章は激しく、乗りに乗ってきます、ヴァイオリン群の一糸乱れぬ弓の動きが素晴らしく、豊嶋さんも椅子から飛び上がらんばかり、オーケストラ全体のふくらみのある彩がホールを埋め尽くした聴衆に降りかかって終わりました。 アルミンクさんと豊嶋さんは固い握手をかわされていました。
アンコール、揃って繰り出される音楽がとても楽しかったです。
今日は、後半のプログラムが「運命」で可児市の演奏会でいらっしゃいますね。

♪プログラム♪
モーツアルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466
【アンコール】
  シューベルト:ピアノ・ソナタ第14番 第2楽章

メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」op.90
【アンコール】
  メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」 間奏曲
 

サントリーホール 正午の名曲定期便

 投稿者:一静庵  投稿日:2008年 7月 5日(土)22時31分7秒
  少し前のことになりますが、サントリーホール 正午の名曲定期便〜愛、決別とその音楽〜というコンサートを聴いて参りました。
オーケストラは新日本フィルハーモニー交響楽団、指揮は尾高忠明さん、コンサートマスターは豊嶋さんでした。
ちょうどお昼の12時開演です。尾高さんのお話がとってもおもしろくて、笑っていると急に次の曲で、耳がキョロキョロしてしまいました。オーケストラの方の服装は男性がブラックタイ、女性が色とりどりのドレスでした。
最初のマスカーニ:オペラ『カヴァレリア・ルスティカーナ』より「間奏曲」から美しい音色がホールに響きました。終わると、オルガンの鈴木隆太さんはこの曲でおしまい、とマエストロが紹介されました。
プロコフィエフ:バレエ組曲『ロメオとジュリエット』より「ロメオとジュリエット」バルコニーの場とのこと、この上なく美しい、テーマの「愛」ですね。豊嶋さん、吉村さん、篠崎さんで演奏されるところなど、うるうるしてしまいました。
ヴェルディ:オペラ『椿姫』より「第1幕への前奏曲」、弱音の美しさは筆舌に尽くしがたいものがありました。ヴィオレッタの悲しい運命への想いがつのります。
ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』より「前奏曲」、チェロ軍団や河村さんのファゴット・ソロの素晴らしさがあり、最弱音から最強音までの音楽の迫力は、まさに愛と決別でした。
ビゼー:『カルメン組曲』より「トレアドール」「前奏曲」「間奏曲」、感情の機微を表現するオペラを思い描きました。
プログラム最後はプロコフィエフ:バレエ組曲『ロメオとジュリエット』より「タイボルトの死」、弦がものすごく早く動いて難しそうな、激しい戦いの音楽、昼間から圧倒的な迫力で胸を締めつけられるようでした。
アンコールに荒川さんのフルート・ソロが美しいフォーレ:「シシリエンヌ」が演奏され、時間的には短いけれど、内容のつまったコンサートが終わりました。
 

7月演奏会情報

 投稿者:一静庵  投稿日:2008年 6月28日(土)09時03分25秒
  7月5日、6日 水戸芸術館コンサートホールATM
水戸室内管弦楽団第73回定期演奏会
(指揮:準・メルクル、Cl:フランソワ・ソゾー、Fg:オリヴィエ・マッソ)
R. シュトラウス:メタモルフォーゼン
R. シュトラウス:クラリネットとファゴットのドゥエット・コンチェルティーノ
ベートーヴェン:交響曲 第6番 ヘ長調 作品68<田園>

7月12日 すみだトリフォニーホール
新日本フィル 名曲シリーズ〈クラシックへの扉〉
(指揮:クリスティアン・アルミンク、Pf:小菅優)
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466
メンデルスゾーン:交響曲 第4番 イ長調「イタリア」Op.90

7月13日 可児市文化創造センター 主劇場(宇宙のホール)
可児市特別演奏会・新日本フィル・サマーコンサート2008
『運命〜ベートーヴェン&モーツァルト』
(指揮:クリスティアン・アルミンク、Pf:小菅優)
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466
ベートーヴェン:交響曲 第5番 ハ短調「運命」Op.67

7月20日 横浜みなとみらいホール
コンテンポラリー・クラシック・ステーション
OTTAVA 1stAnniversary
あの名曲シリーズ『田園・メンコン・フィガロうの結婚&
          新日本フィルハーモニー交響楽団』
(指揮:金聖響、Vn:矢野玲子)
モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』より、序曲
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調Op.64
ベートーヴェン:交響曲 第6番 ヘ長調『田園』Op.68

7月23日 すみだトリフォニーホール
コンテンポラリー・クラシック・ステーション
OTTAVA 1stAnniversary
あの名曲シリーズ『田園・メンコン・フィガロうの結婚&
               新日本フィルハーモニー交響楽団』
(指揮:金聖響、Vn:矢野玲子)
モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』より、序曲
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調Op.64
ベートーヴェン:交響曲 第6番 ヘ長調『田園』Op.68

7月25日 ミューザ川崎シンフォニーホール
フェスタサマーミューザKAWASAKI2008
(指揮:クリスティアン・アルミンク、S:市原愛)
モーツァルト:コンサートアリア『どうしてあなたを忘れられましょう・・・
       恐れないでいとしい人よ』K.505
モーツアルト:歌劇『イドメネオ』K.366より
       「親しい孤独よ、暖かいそよ風よ」
ベートーヴェン:交響曲 第5番 ハ短調『運命』Op.67
 

アルティ弦楽四重奏団@トッパンホール

 投稿者:一静庵  投稿日:2008年 6月28日(土)08時56分35秒
編集済
  トッパンホールで、アルティ弦楽四重奏団を聴いて参りました。
昨年のベートーヴェン14番、15番とは趣きを変え、今回は5番と9番(ラズモフスキー3番)その間に武満徹の「ア・ウェイ・ア・ローン」というプログラム。
矢部さんがトッパンホールのシーズンカレンダーに書いていらっしゃるところによると、ベートヴェンの初期の弦楽四重奏曲は完成形ではないので、ご自分たちで補っていかなければならないところもあり、実は難しいとのこと。私にはそういうことはよく解らないけれど、第5番は明るくて楽しい、幸福な感じでした。第1ヴァイオリンは矢部さん、4人の方が奏でる音が本当に美しく、うきうきとしているようでした。
第9番は、ベートーヴェンらしい厚みのようなものがあります。なんて変化のある音楽なのだろうと聴きながら思いました。豊嶋さんが第1ヴァイオリン、4人の方の間にアイコンタクトがキリキリと飛び交います。完璧なアンサンブル、バランスのよい品のある演奏だったと思います。すさまじい盛り上がりをもったフィナーレが終わって、かなりあっての拍手、ブラボーの声もあがっていました。
前半の2番目のプログラムの武満徹:ア・ウェイ・ア・ローンは、第1ヴァイオリンが豊嶋さんでしたが、本当に4つの弦楽器の音の混じり合いが素晴らしく、このクァルテット、このホールならではの演奏、たいへんな名演だったと思います。幻想的ではありますが、限りない地平線が伸びるような、そして生きる喜がひたひたと押し寄せるような、そんな感覚を味わいました。 ふと、武満さんを取材したテレビ番組で「若いけれど、豊嶋君、いいよねぇ。」とおっしゃっている場面を思い出しました。天のどこかで、この演奏を聴いていらっしゃったでしょうか。
録音用とみられるマイクが立っていましたので、どこかで放送があるかもしれません。
なお、このコンサートのプログラム解説には、豊嶋泰嗣さんが「ハレー・ストリング・クァルテットの第1ヴァイオリンを務め・・・」とありましたが、豊嶋さんはハレーではヴィオラを担当しておられたのです。

♪プログラム♪
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第5番 イ長調 Op.18-5
武満徹:ア・ウェイ・ア・ローン
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第9番 ハ長調 Op.59-3(ラズモフスキー第3番)
【アルティ弦楽四重奏団】
ヴァイオリン:豊嶋泰嗣、矢部達也
ヴィオラ:川本嘉子
チェロ:上村 昇
 

新日本フィルハーモニー交響楽団 第432回定期演奏会 サントリーホールシリーズ

 投稿者:一静庵  投稿日:2008年 6月22日(日)01時07分25秒
  NJPのシーズンプログラムが発表されてから、ずいぶん経った待ちに待ったこの日です。コンサートは、本当に素敵でした。豊嶋さんがソロのコルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲。勿論本当にやる勇気はありませんけれど、なだらかな広々としたどこまでも続くような高原上空をハングライダーで飛んでいるような気分。爽快であり、ロマンティックでもあります。第2楽章は静かな語らいのよう、弱音のところで、案の定涙が流れ出るのを禁じえませんでした。繊細なヴァイオリンの音が聴く者の心を優しくとらえます。第3楽章では、ものすごい超絶技巧もあるし、いよいよもってオーケストラとの絡みも複雑になっているのでしょう豊嶋さんは時にコンサートマスターの西江さんのほうを振り返るようにしてお弾きになりました。この曲の伴奏のオーケストラは生易しいものではないと思いますが、ソロのヴァイオリンにぴったりとつけ、気品のある演奏だったと思います。 聴衆もとても集中して聴き入り、演奏者との一体感を味わいながら、この素晴らしいヴァイオリン協奏曲が終わりました。豊嶋さんとアルミンクさんは抱き合って、お互いの健闘を祝し、お顔を拝見するとお二人ともにこやかな表情をなさっていました。

プログラムはじめは日本初演のシュタウト:・・・まるで・・・
アルミンクさんのプレトークで、思わせぶりな題名だが、作曲者側からはあえて意味付けしない、聞き手が自由に音楽を受け取ってほしいということだとおっしゃいました。2楽章からなり、数多くの打楽器、そして音の種類の多さに驚きます。旋律というものはあまりなく、主にリズムで成り立っているような音楽です。私がどんなイメージを持ったかといえば、都会の喧噪、複雑な人間関係、そして一人暮らしの部屋に帰ると孤独がひたひたと押し寄せる、でしょうか。様々な打楽器のほか、ハープが結構重要、この日は篠崎和子さんでした。蝶のようにとぶような両の手が印象的でした。

後半はR.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」で、アルミンクさん渾身の指揮。舞踏の歌のところでは、ちょっと頽廃的なワルツ、ゾクゾクっとしました。9月の「ばらの騎士」が非常に楽しみになりました。

たいへんなお役目を果たされた水戸室内管弦楽団ヨーロッパ公演から、お帰りになった直後のこのコンサート、コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲で大きな感動を聴衆にお与えになった豊嶋さん、本当にありがとうございました。

♪プログラム♪
シュタウト:・・・まるで・・・(1999/2000)(日本初演)
コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
  ヴァイオリン:豊嶋泰嗣
R. シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」 Op.30
指揮:クリスチャン・アルミンク
コンサートマスター:西江辰郎
 

♪放送予定♪

 投稿者:一静庵  投稿日:2008年 6月12日(木)14時11分48秒
  6月16日(月)午後7時30分〜9時10分
NHK-FM ベストオブクラシック
〜向山佳絵子と仲間たち〜

Vn:漆原啓子,川田知子,篠崎史紀,矢部達哉
Va:川本嘉子,豊嶋泰嗣
Vc:藤森亮一,向山佳絵子

シュポア:複弦楽四重奏曲第1番ニ短調 op.65
グリエール:ヴァイオリンとチェロのための8つの二重奏曲 op.39から
      第4番「カンツォネッタ」
      第7番「スケルツォ」
ヒンデミット:ヴィオラとチェロの二重奏曲
バルトーク:44の二重奏曲から
       第35番「ルテニアのコロメイカ舞曲」
       第21番「新年の歌」
       第43番「ピッツィカート」
       第36番「バグパイプ」
ヘンデル:パッサカリア
エネスコ:弦楽八重奏曲ハ長調 op.7
(2007年12月10日JTアートホールアフィニスで録音)
 

6月演奏会情報

 投稿者:一静庵  投稿日:2008年 5月27日(火)10時24分28秒
編集済
  水戸室内管弦楽団ヨーロッパ・ツアー
6月3日 ミュンヘン、プリンツレゲンテン劇場
6月8日 フィレンツェ、テアトロ・コムナーレ
6月10日 マドリード、オーディトリオ・ナチォナル・ド・ムジカ
(指揮者:なし、Hrn:ラデク・バボラーク、Pf:児玉桃)
モーツァルト:「コシ・ファン・トゥッテ」K.588序曲
モーツァルト:ホルン協奏曲 第4番 変ホ長調 K.495
細川俊夫:ピアノとオーケストラのための「月夜の蓮」
ベートーヴェン:交響曲 第4番 変ロ長調 op.60

6月19日 サントリーホール
新日本フィル定期演奏会・サントリーシリーズ
(指揮:クリスティアン・アルミンク 、Vn:豊嶋泰嗣 )
シュタウト: ...まるで...(1999/2000)(日本初演)
コルンゴルト: ヴァイオリン協奏曲ニ長調op.35
R.シュトラウス: 交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』op.30

6月26日 トッパンホール
アルティ弦楽四重奏団
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第5番 イ長調 op.18-5
武満 徹:ア・ウェイ・ア・ローン
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第9番 ハ長調 op.59-3「ラズモフスキー 第3番」

6月30日 サントリーホール
正午(ひる)の名曲定期便 〜愛、決別とその音楽〜
(指揮:尾高忠明、管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団)
マスカーニ:オペラ『カヴァレリア・ルスティカーナ』から「間奏曲」
プロコフィエフ:バレエ音楽『ロメオとジュリエット』から
ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』から「前奏曲」
ヴェルディ:オペラ『椿姫(ラ・トラヴィアータ)』から「第1幕への前奏曲」、他
 

フェスティバル・ソロイスツ 2008

 投稿者:一静庵  投稿日:2008年 5月18日(日)03時16分2秒
  サントリーホール主催・サントリーホールに集うトップ・アーティストたちー19
“フェスティバル・ソロイスツ with レオン・フフライシャー” を聴いて参りました。
プログラムは全部“B”から始まる名前の作曲家のものでした。まず、フェスティバル・ソロイスツに長原幸太さんを加えたメンバーで、J.S.バッハ:「フーガの技法」BWV1080より 第1曲、第19曲、コラール編曲「われら悩みの極みにありて」 が、演奏されました。第1曲が始まるや、大きな教会の中で聴いているような響きを感じました。第19曲は、唐突に終わるもので「未完のフーガ」と呼ばれるものですが、初版譜では、これに、バッハが失明後に友人に後述筆記させたという4声の教会用コラール編曲「われら悩みの極みにありて」が付け加えられているということです。全体にもの悲しさの漂う気品のある感じがしました。ヴィオラが先導してフレーズがはじまるところが多くありました。
次に、フェスティバル・ソロイスツの方々だけで、ベートーヴェン:セレナーデ ニ短調 op.8 が演奏されましたが、これは教会の中の感じではなく、もっとくっきりとした美しい響きでした。なぜあのように響きが変わったのか不思議です。あまり聴きなじみのない曲ですが、最初と最後に行進曲があり、第3楽章は実に楽しげですし、第6楽章の主題と変奏はヴィオラからはじまる非常に深みのあるところがあったり、チェロの高音が浮き立つようなところがあったりと、弦楽三重奏でありながら、様々な局面を持っていて、たいへん面白く聴きました。最後のマルチア(行進曲)は、とても景気よくて軽快で、3人の方も、とても楽しそうに演奏していらっしゃいました。さすがに息のあった素晴らしい演奏でした。
後半は、フライシャーさんを加えたブラームス:ピアノ五重奏曲 ヘ短調 op.34でした。フライシャーさんは30年近くも右手の2本の指が動かなくなるという病気にかかられていましたが、近年回復された80歳というご高齢の方です。ピアノ五重奏にしては、ピアノがあまり表に出ない感じがしましたが、第4楽章などは、5人の方々の情熱のほとばしり出るようなご熱演でした。
紅一点の竹澤さんのドレスは、茶系で張りのある布地のもの、また、フライシャーさんは黒いシャツに黒のタキシードでいらしたかと思います。
 

5月演奏会情報

 投稿者:一静庵  投稿日:2008年 4月28日(月)23時40分48秒
編集済
  5月3日 兵庫芸術文化センター 大ホール
フリン伝習録
(朗読・ツタエ役/作・脚本・演出:筒井康隆、ピアノ/音楽:山下洋輔、指揮:山下一史、ハンナ/ヴァラン/オルガ:森麻希、シルビア:西側槙里子、ダニロ/カミーユ/ブリオ:松本薫平、カスカダ/ヴェドロ:田中勉、管弦楽:兵庫芸術文化センター管弦楽団)
レハール:オペレッタ「メリーウィドウ」による 演奏会形式

5月9日、10日 兵庫芸術文化センター 大ホール
芸術文化センター管弦楽団特別演奏会
井上道義のベートーヴェン 第1回
(指揮:井上道義、管弦楽:兵庫芸術文化センター管弦楽団)
ベートーヴェン:交響曲 第1番 ハ長調op.21
ベートーヴェン:交響曲 第2番 ニ長調op.36
ベートーヴェン:交響曲 第3番 変ホ長調op.55「英雄」

5月15日 サントリーホール 大ホール
フェスティバル・ソロイスツwithレオン・フライシャー
(Pf:レオン・フライヤー、Vn:竹澤恭子、長原幸太、Va:豊嶋泰嗣、Vc:堤剛)
J.S.バッハ:フーガの技法 BWV1080から
ベートーヴェン:セレナーデ ニ長調 op.8
ブラームス:ピアノ五重奏曲 ヘ短調 op.34

5月23日 アクロス福岡シンフォニーホール
九響定期演奏会
『ユダヤの才能、ソ連の天才・20世紀音楽集』
(指揮・Pf:渡邊一正、Vn:豊嶋泰嗣)
ガーシュイン:ラプソディー・イン・ブルー
コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
ショスタコーヴィチ:交響曲 第5番 ニ短調 op.47

5月28日、29日、30日 水戸芸術館コンサートホールATM
水戸室内管弦楽団第72回定期演奏会
(Hrn:ラデク・バボラーク、Pf:児玉桃、指揮:広上淳一)
モーツァルト:歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」K.588 序曲
モーツァルト:ホルン協奏曲 第3番 変ホ長調 K.447
     *5月30日は  第4番 変ホ長調 K.495
細川俊夫:ピアノとオーケストラのための「月夜の蓮」
ベートーヴェン:交響曲 第4番 変ロ長調 op.60
 

新日本フィル第430回定期演奏会@サントリーホール

 投稿者:一静庵  投稿日:2008年 4月26日(土)21時09分30秒
  新日本フィル・サントリー定期を聴いてきました。
シチェドリン:ショスタコーヴィチとの対話 は、ショスタコーヴィチらしい小太鼓の音、かと思うとピッコロ2つが小鳥のさえずり、それがフルート、ホルンと増えていく美しいところがあったりします。チェロのソロが素敵(今回は両首席が乗っていらっしゃっいましたが、川上さんがトップ)、巨大な怪物の出現、そして静寂の極みがおこります。この曲1曲でもう充分コンサートにきた甲斐があった気がしました。
次は、チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲(原曲版)。あずき色のシャツのアルバン・ゲルハルトさんのいきいきとしたチェロ、第3変奏だったかのヴァイオリン群が後を追うようなところも素晴らしかったです。変奏の順番を変えたものがよく演奏されますが、原曲版は1956年になってやっと出版されたとのこと、作曲家が望んだ順番で今回も演奏されたわけです。アンコールは、「今日のプログラムは長いので、短いものを」とおっしゃって、ロストロポーヴィチ:モデラート を演奏されました。ものすごいテクニックでした。
ショスタコーヴィチ:交響曲第11番。不気味なハープの音と何かの前触れのような極々弱い弦楽の音と遠くで聞こえるトランペットの音、このヘルツウォークさんの小さい音がほんとにゾクゾクしました。第2楽章はすさまじい、恐ろしい状況、悲惨な場面の後の静けさ。第3楽章はヴィオラが歌い、第4楽章は本当に凄まじい、オーケストラがうねり、コンマスの豊嶋さんもサイドの西江さんも、吹っ飛んでいきそうでした。 演奏が終わると、豊嶋さんはじめオーケストラの方々は、ちょっと虚脱状態のようになってしまわれた哉にお見受けしました。それぐらい集中力を持って演奏されたのだろうと思います。
アレクセーエフさんは、地に足ががっちりついたようなロシア魂あふれる指揮者だと思いました。
 

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