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少しの間をおいたNJP室内楽シリーズの再開は、オープニングにふさわしい素晴らしいものでした。
ブラームスの弦楽四重奏曲は、六重奏曲に比べて聴き馴染みがないように思います。この日のプレトークの篠原さんによれば、まだひげをのばしていない頃のブラームス40歳の時に完成したとのこと、友人ヨアヒムのモットーである「自由でしかし孤独に」の頭文字FAE(ファ・ラ・ミ)という音型にしてヨアヒムに親愛の情を示したのだそうです。
第1楽章は切り裂くような鋭さ、脈々と流れる血が吹き出さんばかり、第2楽章は細やかな情感がほとばしり、第1ヴァイオリンとチェロのやり取りの美しさが浮き立ちます。第3楽章は軽やかな変化のある動き、キリキリと激しく熱を帯びる第4楽章は、息を殺す休符があり、非常な昂まりをみせて終わりました。情熱的ですが明るい感じで流れるような美しさ、そして清々しさもあり、豊嶋さんは、第2ヴァイオリン山田さん、ヴィオラ木村さん、チェロ武澤さんというフォアシュピーラーの方々と息のあった演奏をされました。
ドボナーニの六重奏曲は、たいへん躍動感があり、壮大でもあり、特に第4楽章の目まぐるしく変化するリズムがたいへん楽しいものでした。アフタートークで金子さんがおっしゃっていたように、確かにホルンが大きい音なのでバランスは悪くなります。しかし、弦だけのところ、菅だけのところがほぼ分かれているので、それほど支障はないと思いました。
終演後のワンコインパーティーでは、豊嶋さんにもマイクが向けられましたが、今後のソロなどは?の質問に、秋から年末にかけて、バルトークとシマノフスキのヴァイオリン・コンチェルトがあるとお答になっていらっしゃいました♪
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