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HAYDN PROJECT ブリュッヘン+新日本フィルハーモニー交響楽団 ロンドン・セット全曲演奏会 第4回

 投稿者:一静庵  投稿日:2009年 3月 2日(月)04時13分8秒
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  フランス・ブリュッヘン・プロデュースHAYDN PROJECT最終回を聴いて参りました。
フルート、オーボエ1番は前回と同じ白尾さん、古部さんでしたが、オーボエ2番に客演の森枝繭子さんがいらっしゃいました。ティンパニは近藤さんです。
102番、切れ味のよい第1楽章、第2楽章は美しく複雑な中に花崎さんのチェロの独奏がさえ、第3楽章はオーボエとファゴットが浮き立ち、第4楽章はたいへんリズミカルでかつ繊細な雰囲気で終わります。ブリュッヘンさんは、袖に入られずにすぐに次の103番へ。冒頭のティンパニは強烈な印象を与えるもので、戦慄を覚えるような緊張感のある演奏でしたが、プログラム解説によれば「総譜には変ホ音が記されているだけ」とあるので、この部分は今回独特のものだったのかと思います。その後は明るい感じの第1楽章、色々繰り返されるような第2楽章はたいへん美しい豊嶋さんの独奏ヴァイオリンが聴きものでした。第3楽章はリズミカルでヴァイオリンからクラリネットへと受け渡されるようなメロディが印象的、またコントラバスの魅力も発揮されます。第4楽章はキラキラと光るような盛り上がりを持って終わりました。
休憩後は第104番「ロンドン」。きりりと引き締まった明るい感じの第1楽章、豊嶋さんはお身体を揺らして演奏していらっしゃいました。第2楽章は落ち着いた雰囲気で、まるで天上からの声のよう、第3楽章は緩急の変化がはげしい感じでオーボエやフルートの独奏が美しく、第4楽章は元気で快活、非常に盛り上がって終わりました。最後のほうは豊嶋さんは椅子から立ち上がらんばかりに演奏されていました。
ブラボーや盛大な拍手に応えて、104番の第4楽章が演奏され、この1ヵ月にわたるハイドンプロジェクトの幕が閉じられたのでした。
楽員から贈呈された花束を、ブリュッヘンさんはオーケストラの中に進まれ、ヴィオラの4プルトの間瀬容子さんに差し出されました。よく指揮者が花束を女性のメンバーに渡されることはありますが、たいてい前のほうの方です。今回後のほうの方に渡されたということは、大人数でノンビブラート奏法での演奏を揃えるなど、いかにブリュッヘンさんが示す当時のルールを一致協力して学ばれたかということに対するご褒美・感謝であったのだろうと推察致しました。
 
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