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「倉敷市市民活動センター設立」について

 投稿者:丸口  投稿日:2009年 5月20日(水)14時34分27秒
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  <<まちネット:メーリングリストからの転記です>>

以前私もご紹介し、ご存知の方も多いでしょうが、
6月1日、倉敷市に市民活動センターができます。
倉敷では平成20年3月に「倉敷市協働の指針」が策定され、
その指針の中に『市民活動を支える拠点施設』設置を検討すると書かれてあり、
それがある程度、実現される形ではあります。
当初、私も非常に喜んでいたのですが、その詳細が明らかになればなるほど、
非常に残念な気持ちになってしまいました。

なぜなら、建物の広さは十分なのに、市の担当課がスペースの多くを占め、
以前あった相談業務スペースがそのまま残ったりなど、
本来の市民活動センター自体の規模は非常に小さく、あまりに使い勝手の悪いもの
だからです。
ゆうあいセンターでもそうですが、市民が活用するのは無料の交流スペースが
圧倒的に多いと思われます。
しかし、この施設の交流スペースは1テーブルしかなく、いすも4つ程度。
1グループが使用すれば満席です。
これでは、せっかく来ても、テーブルが埋まっている確立が高すぎて、
気軽に使えません。
最初のうちはお試し感覚で覗いていても、いつも席が埋まっていれば、
そのうち来なくなるでしょう。


また、開館時間もまちまちで、いつ行けばいいかわかりにくいし、
平日水曜以外は21時閉館となっています。
私たちもそうですが、市民活動というのは、ほとんどの人が日中働いているので、
活動が始まるのは19時以降が多く、21時閉館では2時間、実質的には
1時間30分程度の打ち合わせや作業しかできず、
中途半端な議論や作業のまま、無理やり切り上げなければなりません。
また土曜・日曜が17時閉館、祝・祭日が休みというのも、
市民活動センターとしていかがなものかと疑問に思ってしまいます。
市民活動のニーズが捉えられていなければ、いくらお金をかけて整備しても
市民の利用は広がらないでしょう。

実際、近くにある文化交流センターの交流サロンの方が何倍も広いし、
22時まで開館していて、水曜日以外開館しているので非常に使いやすいです。
こちらを「市民活動センター」と命名した方がいいのではと思うのは私だけでしょうか?
少なくとも私なら、今まで通り文化交流センターを利用させてもらいます。
(年に1度か2度くらい印刷のために市民活動センターを利用するかもしれませんが・・・。)
費用対効果、財政難もあるでしょうが、『市民活動センター』と名づけ、
20年に『協働の指針』も策定し、その肝いりでできた施設ならば、
従来の施設よりもいい環境、せめて同等の環境にしてほしいものです。
また、どうしても予算がないと言うならば、今は『選択と集中』の時代です。
利用がほとんどない商店街の「まちづくりセンター」を閉鎖することを『選択』し、
その予算を市民活動センターに『集中』すべきではないでしょうか?
また、この市民活動センターには、ソフト事業の予算が一切取られていません。

箱物だけです。
県のゆうあいセンターには、十分ではありませんが、いくつかのソフト事業の予算が
施設管理の予算と合わせて組まれています。
厳しい言い方をすれば、今の市民活動センターでは、指針に書かれたことをやりましたという
アリバイ作りにはなっても、本来の市民活動を支える拠点とはとても言いがたいと思います。


では、どうしたらいいか。

この問題を解決できる最大の鍵は、この施設の運営団体が、市民の声・ニーズを的確に捉え、
それをすみやかに反映していけるかどうかにかかっていると思います。
市民活動センターは、県のゆうあいセンターのように、指定管理などで市民により身近なNPOが
運営する場合も多いのですが、
この倉敷の市民活動センターは倉敷市が直接運営するということです。
前述したように行政がきちんと市民のニーズを的確に捕らえ、
それを施設運営に反映してくれるならいいのですが、
今の状況をみるとあまり期待はできそうにありません。
であれば、あとは施設管理・運営を任せられるNPOを立ち上げるしかありません。
『市民活動を支える拠点施設』は形の上ではできましたが、
本来の目的を達成するためには

また、倉敷市と市民の協働が試されることとなるでしょう。

                              丸口晋司
 
 
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